On the attraction of Southern California
南カリフォルニアの魅力について
On the attraction of Southern California
南カリフォルニアの魅力について
アメリカ西海岸に沿って南北に広がるカリフォルニア州は、中央にシエラネバダ山脈、海岸沿いに海岸山脈、南西にモハーベ砂漠がある起伏の変化に富んだ州です。スペイン領からメキシコ領、その後アメリカ領となったこの地を現在の発展へと結びつけたのは、19世紀中頃に起こったゴールドラッシュ。
シエラネバダ山脈の山中で見つかった金が膨大な数の人を呼び寄せ、町々は急速な発展を遂げました。州都はサクラメント、観光都市として人気が高いのは、サンフランシスコ、サンディエゴ、ロサンゼルスが挙げられます。
サクラメントから車で約2時間、海に面してあるサンフランシスコは起伏に富んだ坂の町です。
名物のケーブルカーに乗って景色を眺めたり、ゴールデンゲートブリッジや世界最大のチャイナタウンを訪れたり、ユニオンスクエアでショッピングをしたりと楽しみ方は豊富です。町はこぢんまりとしており、交通機関も使いやすく、生活するのにも便利な環境だと言えるでしょう。
西海岸最大の都市ロサンゼルスは、非常に多面性をもった魅力的な都市です。映画ファンにはたまらないハリウッド、一流ブランドが立ち並ぶロデオドライブでのショッピング、夢あふれるディズニーランド・リゾート、そして美しいビーチが続くサンタモニカ。LAの奥深い魅力を存分に体験できることでしょう。
メキシコ国境に近く、文化的影響も大きいサンディエゴは、カリフォルニア州の発祥の地。
サンディエゴ動物園のあるバルボアパークや海洋動物のショーで知られるシーワールド・カリフォルニアが有名です。
こうした個性的な町が点在するカリフォルニア州のもう一つの魅力は、その温暖な気候にあります。基本的には夏は乾燥して、冬は雨が多い地中海性気候。花は絶えず咲き、棕櫚の木も絶えず高く伸びています。カリフォルニアの物件価格や生活費用、消費税は比較的高いのですが、それにも勝ってこの温暖な気候を求めて“将来は南カリフォルニアで生活がしたい”という人が世界中にいます。
総面積が423,971k㎡で縦長のカリフォルニア州の気候は大まかに、海岸地域、砂漠地域、渓谷地帯、丘陵地帯、山岳地帯に分けられます。海岸地域は人口の殆どが集中しているエリアですが、中でも北部は西海洋性気候で、中部から南部にかけては地中海性気候となっています。年間を通じて厳寒酷暑がなく、比較的温暖。雨が降るのは冬期が殆どで、それ以外の季節は湿度も低く快適です。太平洋を流れる寒流の影響で、沿岸部は朝夕霧が出るところが多いです。砂漠地域は州南部の内陸に広がるエリアで、降水量は極端に少なく、昼夜の温度差が激しいのが特徴です。
夏は暑さが厳しく40度を超える地域も少なくありません。冬の朝晩は0度以下になることもあります。渓谷地帯は州の東部を南北に連なるシエラネバダ山脈と海岸地域の間に広がるエリアです。夏期はかなり高温となり、冬期は氷点下近くまで冷え込みます。乾燥した気候で、降雨は冬期が殆どです。サクラメントなどがこの気候帯にあてはまります。
丘陵地帯は渓谷地帯によく似た気候ですが、降水量が多く、霧はあまり出ません。ナパ・バレーなどがあてはまります。
山岳地帯はシエラネバダ山脈とその北側に繋がるカスケード山脈周辺のエリアです。冬期はかなりの降雪がありますが、夏期は湿度が低く、気温もあまり高くならないので快適です。
カリフォルニアと言えば、ワインやカリフォルニアロールを連想しがちですが、実際カリフォルニアに住んでいる現地の人はそれほど口にしていないようです。
ただ、多種多様な人々が集まるカリフォルニアですから、もちろんジャンクフードを好んで食べる人もいますし、中華やヒスパニック系の食べ物を多く口にする人もいるので、一概に「カリフォルニアの人はこれを食べる」と言い切るのは難しいようです。
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